『言葉とイメージ』 Vol.2
松本美枝子
ぼう然/じ若
キュレーター 菊田樹子
松本美枝子は、「まとめようもない、無意味な、スナップとポートレートの中間のよう」な写真を撮り続けている。「言葉」は、甚だしく断片的で、含意的なそれらを繋ぐ手段のひとつだ。本展では、夢をモチーフにした、新たなインスタレーションを展開する。
TALK1:6月11日(土)17:00-18:00 鷹野隆大(写真家) x 松本美枝子(写真家)/ RECEPTION:18:30-20:00
TALK2:6月18日(土)15:00-16:00 畑中章宏(作家・民俗学者) x 松本美枝子(写真家)
定員20名/要予約(TEL=03-6240-9807 info@kanzan-g.jp)
松本美枝子
1974年茨城県生まれ。実践女子大学文学部美学美術史学科卒業。主な展覧会に「クリテリオム68 松本美枝子」(水戸芸術館、2006)、中房総国際芸術祭「いちはらアート×ミックス2014」、「原点を、永遠に。」(東京都写真美術館、2014)など。主な書籍に写真詩集「生きる」(共著・谷川俊太郎、ナナロク社、2008)、写真集「生あたたかい言葉で」(2005)、最新刊に鳥取藝住祭2014公式写真集「船と船の間を歩く」。
www.miekomatsumoto.com
「言葉とイメージ」
2016年5月から全4回の展示を通して、「言葉とイメージ」について考える展覧会シリーズ。マグリットやフーコーをはじめ、さまざまな試みや論考がすでに存在しているが、未だに多くの表現の可能性を残しているこのテーマに、現在の作家たちがどのように向き合っているのかを探る。
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