<
>
写真の行方 by Kanzan Gallery「旅へvol.3」
カーチャへの旅
辻田 美穂子
キュレーター 菊田 樹子
樺太庁恵須取(えすとる)郡恵須取町。北海道から北へ50kmにも満たない距離に位置する、1949年まで日本の一部だったこの町は、写真家の祖母の故郷である。2010年、2人がこの地を訪れることから旅は始まった。「自分の記憶でもないのに、なぜこんなにも追いかけずにはいられないのだろう――」。他者の記憶を巡る旅はゆるやかに形を変えながら、5年経った現在も続いている。
OPENING TALK:3月13日(日)16:00-17:00
新井 敏記(スイッチ・パブリッシング代表取締役社長、「SWITCH」「coyote」編集長)× 辻田美穂子(写真家)
RECEPTION:17:00-19:00
辻田 美穂子
1988年大阪生まれ、札幌在住。ビジュアルアーツ大阪卒業。2014年、第30回東川町国際写真フェスティバル赤レンガ公開ポートフォリオオーディション準グランプリ受賞。
「写真の行方」
KANZAN Galleryが2016年1月よりスタートした、気鋭の写真家を紹介するプロジェクト。当展はその第一弾として、3名の写真家による「旅」をテーマにした個展を3回連続して展開している。
一般財団法人日本写真アート協会 Kanzan gallery 東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F
© 2016 Kanzan gallery