©︎ Eye Ohashi
#on view / Kanzan gallery
大橋愛 写真展「お裁縫箱」
2023年7月7日[金]- 23日[日]
[火曜-土曜]12:00-19:30|[日曜]12:00-17:00|月曜定休/入場無料
[EVENT]
GALLERY TALK|7月8日[土]16時- (予約不要/入場無料)
大橋愛(写真家)× 小林美香(写真研究者)
*トークイベント中でも、作品はご覧になれます。どうぞお気軽にお入りください。
[概要]
裁縫箱を通して「裁縫」という営みを見つめることは、「衣」を服を消費物として扱うだけではなく、
自分自身や身近な他者の身体と時間の経過に深く関わり、ケアをする手段の中 に位置づけられる営みの総体を考えることでもある。
- 小林美香(写真研究者)
写真家・大橋愛が写した100人の裁縫箱。
裁縫好きの母が持つ裁縫箱に注目したのが、撮影のきっかけとなり、その後、対象を広げ撮影は続けられました。
代々引き継がれたであろう重厚な裁縫箱から、お菓子の空箱、簡素なプラス チックの工具箱、藤の入れ物、布袋、小分けのジップロックなど身軽さを感じるものまで、小さな裁縫箱は、それ自体は日用品でありながら、箱の選び方や、道具の種類、整理や収納の仕方に、持ち主の個性や指向性があらわれています。
ともに時間を重ね、趣さえ滲ませる裁縫箱から、人の温もりが感じられ、不思 議と心落ち着く写真集になりました。
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artscape 2023年08月01日号に、写真評論家・飯沢耕太郎氏による大橋愛写真展「お裁縫箱」のレビューが掲載されています。
>>【artscape 2023年08月01日号(artscapeレビュー)】大橋愛「お裁縫箱」|飯沢耕太郎
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会場にて写真集を販売致します。
写真集『お裁縫箱』
著者:大橋愛
デザイン:サイトヲヒデユキ
定価:本体 6,000 円(税別)
判型:AB判(257 × 210 mm)/64ページ/ドイツ装(クロス)
テキスト:日本語/英語
発行:HeHe/ ヒヒ www.hehepress.com
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[プロフィール]
大橋 愛 / Eye Ohashi
1974年、神奈川県生まれ。1995年、東京綜合写真専門学校卒業。
主な個展
「arche」(2019年、POETIC SCAPE、東京)、
「イヤーンの村」(2014年、 銀座フォト・プロムナード、東京)
「piece」(2013年、FOIL GALLERY、 京都/hpgrp GALLERY 、東京)
「UNCHAINED」(2008年、FOIL GALLERY、東京)
写真集
『arche』(2019年、poetic scape)
『piece』(2013年、 FOIL)
『UNCHAINED』(2008年、FOIL)
『Longe daqui』(2004年、新風舎)
HP:
Instagram:
https://www.instagram.com/eyeohashi/
https://www.instagram.com/eyeohashi_photowork/
#on view / Kanzan galleryは、写真と映像に携わる若手アーティストを「展示」という形で支援してきたKanzan galleryの新しいプログラムです。写真集の発行記念展や巡回展、または展示の実験の場として、写真家が主導する展示企画をサポートします。当展は、第8回目となります。
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