『言葉とイメージ』 Vol.1

渡邊耕一

Moving Plants

キュレーター 菊田樹子   協力:The Third Gallery Aya, 青幻舎

「Moving Plants」は、渡邊耕一が「イタドリ」という雑草を、10年以上の歳月をかけて追い続けたシリーズである。私たちの日常のどこにでもあるこの雑草は、実はシーボルトによって日本からヨーロッパに持ち込まれ、その強い生命力で欧米各地の生態系を狂わせ大繁殖していた渡邊は人の手によって移動(Moving)させられた日本の名も無き雑草の数奇な運命を写真だけでもテキストだけでもなくその組み合わせによって表した。それは、可視化されにくい歴史や複雑さを極める現代社会を表現する、新たな可能性のように思える。

OPENING TALK:5月15日(日)17:00-

港千尋(写真家・著述家) ×  渡邊耕一(写真家)

定員20名/要予約(TEL=03-6240-9807 info@kanzan-g.jp)

RECEPTION:18:30-20:00

渡邊耕一

大阪府生まれ。大阪市立大学文学部心理学専攻卒業(1990年)、IMI研究所写真コース修了(2000年)。

2015年12月に「Moving Plants」(青幻舎)を発行。

「言葉とイメージ」

2016年5月から全4回の展示を通して「言葉とイメージ」について考える展覧会シリーズ。マグリットやフーコーをはじめ、さまざまな試みや論考がすでに存在しているが、未だに多くの表現の可能性を残しているこのテーマに、現在の作家たちがどのように向き合っているのかを探る。

 

 

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