Kanzan Curatorial Exchange
『Chronicling the Unknown/無名の記録』vol.1
Mohamed Elganoby
モハメッド・エルガヌービ
The Role of Mutation
変異の役割
キュレーター Aida Eltorie / アイーダ・エルトリ
未知の自然界を、儚く流れるイメージで表現するモハメッド・エルガヌービが、新シリーズ「変異の役割」で東京でのデビューを飾る。
エルガヌービは、この謎に包まれた世界を表現するにあたり、印画紙、インク、水彩を用いて、瞬間的な動きを作り出した。時には流れに従い、時には逆らい、新たな基準を求めながら「変革」をもたらす動きを記録していく作業を、瞬間と制約との間で繰り返すことで、このシリーズを生み出した。
当展は、Kanzan Galley(東神田)にて、アイーダ・エルトリプロジェクトとアートスファウンデーション・ジャパンによるキュレーションで開催されます。
あわい
© Mohamed Elganoby
2016年 9月3日(土)→ 30(日)
・OPENING RECEPTION : 9月3日 (土) 18:00-20:00
・WORK SHOP : 9月4 日(日)15:00-17:00 参加料 : ¥500(お一人様)
今回の展示作品に使われている表現技法をモハメッドさんがレクチャーします。参加者お一人ずつインクジェットプリントペーパーと水彩絵具を使って実際に作品を制作します。
定員10名/要予約TEL=03-6240-9807 info@kanzan-g.jp
詳細→http://www.artosfoundationjp.org/workshop-exploring-mutation
・TALK : 9月7 日(水)19:00-20:00 Mohamed Elganoby × 林道郎(美術史家・美術批評家)
定員20名/要予約TEL=03-6240-9807 info@kanzan-g.jp
詳細→http://www.artosfoundationjp.org/artist-talk-mohamed-elganoby
Mohamed Elganoby(モハメッド・エルガヌービ)
1965年、コムオンボ(エジプト)生まれ。ミニヤー大学のCollege of Art and Education卒業。古代遺跡に囲まれた環境で育ち、ヨーロッパ美術、そしてエジプトの現代アートにインスパイアされながら、多様な技法や素材に取り組みながら独自の作風を切り開いて来た。欧米を中心に展覧会多数。
『Chronicling the Unknown/無名の記録』
Manifesta8(2010年)、ベニス・ビエンナーレ(2011年/エジプト館、2013年/モルディブ館)などに携わってきたキュレーター、アイーダ・エルトリ(現在、横浜在住)による展覧会シリーズ。2回にわたり、現代アートにおける記録とは何かを、多国籍なアーティストの作品から考察する。
協賛:エジプト大使館、エジプト文化・国際交流省
協力:Artos Foundation
一般財団法人日本写真アート協会 Kanzan gallery 東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F
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