#on view / Kanzan gallery
ZOO ANIMALS
酒 航太
2021年10月1日[金]-24日[日]
[火曜-土曜]12:00-19:30
[日曜]12:00-17:00
月曜定休/入場無料
*会場では、写真家・酒航太の初作品集『ZOO ANIMALS』を販売致します。
GALLERY TALK|10月17日[日]15:30-
「動物と人間をめぐる雑談」
大森克己(写真家) × 酒 航太(写真家)|司会=菊田樹子
定員15名/要予約 >>YouTubeチャンネルより公開中(期間限定)*終了致しました。
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[概要]
東京・馬喰町「kanzan gallery」では、酒航太による写真展「ZOO ANIMALS」を開催します。
作家がおよそ10年前からライフワークとしている、おもに日本各地の動物園で撮影された
動物たちの姿がモノクロームの写真作品として展示されます。
これまでも酒は段階的/試験的に同作の一部を展示形式で発表してきましたが、
本展はそれら一連の試行を経た集大成として位置づけられるものになります。
[ステートメント]
動物園にいる動物たちはアフリカの草原で生け捕りされ、私たちの目の前にいるわけではない。
多くは動物園で生まれ育ち、外の世界を知らずに一生を終える。
幸か不幸か、ここにいる動物たちはこの特殊な環境に選ばれた者たちである。
人工的な空間で寝起きする。食料は決められた時間に与えられる。体調が悪いものには医者がついている。
そして、いつも人に見られている。
暗室の赤電球の下、現像液の中でゆらゆらと浮かび上がってくる動物たちは、何も言わずにただ佇んでいる。
僕はこの沈黙に、自分自身の存在の深淵を覗いてしまったような気がした。
[写真集]
2021年 夏、デザイン事務所・マッチアンドカンパニーの写真集レーベル「M」より、
酒 航太の初作品集『ZOO ANIMALS』を刊行いたしました。
本展示はこの写真集の発行記念展となります。
会場にて販売いたしますので、ぜひとも手にとってご高覧ください。
写真・文:酒航太 │ デザイン:町口景 │ 編集:川田洋平 │ 発行人・造本設計:町口覚 発行:bookshop M │ 定価:2,750 円(10% 税込)│ 限定 700 部(エディションナンバー入り)
https://bookshopm.base.ec/items/49404084
[プロフィール]
酒 航太
1973年、東京都武蔵野市出身。1997年、San Francisco Art Institute卒業。
国内外の個展、グループ展にて写真作品を発表。2014年より、
新井薬師前にてギャラリー&バー「スタジオ35分」のオーナーを務める。
スタジオ35分:https://35fn.com
大森克己
写真家。主な作品集に『サルサ・ガムテープ』(リトルモア 1998)、『サナヨラ』(愛育社 2006)、
『すべては初めて起こる』(マッチアンドカンパニー 2011) 『心眼 柳家権太楼』(平凡社 2020)など。
近年の主な個展『sounds and things』(MEM 2014)『when the memory leaves you』(MEM 2015) 『山の音』(テラススクエア 2018)など。 寺尾紗穂『たよりないもののために』、サニーデイ・サービス『the CITY』などの ジャケット写真や『BRUTUS』『MUSICA』『花椿』などの エディトリアルでも多くの撮影を行っている。またweb dancyuの 連載など、エッセイの仕事も多数。2021年10月9日から東京都公園通りギャラリーで開催の展覧会『語りの複数性』に参加。
>>instagram : https://www.instagram.com/omorikatsumi/?hl=ja
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#on view / Kanzan galleryは、2016年より写真と映像に携わる若手アーティストを「展示」という形で支援してきたKanzan galleryの新しいプログラムです。写真集の発行記念展や巡回展、または展示の実験の場として、写真家が主導する展示企画をサポートします。甲斐啓二郎「綺羅の晴れ着」、藤倉 翼「NEON-SIGN8」に続き、当展 酒 航太「ZOO ANIMALS」は、第3回目となります。
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